【mastodon】無視したい!のにできない… ①インスタンス編
SNSってヤツがすでに世間に広く認知されている。
70を越えた年寄りだって、細かいところはともかくSNSを知っている。
Twitterから始まり、mixi、Facebook、Tumblr、Pinterst、Google+、LINE、LinkedIn、Instagramなど数多く存在する。
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正直うんざりしてます…
動画のSNSということでVineが出現して、一瞬にして消えて。
これからはsnapchat(消える投稿)が来る!
とか言いながら、Facebookも同じような機能を追加したりしたのに、いつ来るの?って感じで、どんどん新しいものが出ては消えてしている現状。
そんな中でまた新しいものが出てしまった…
その名も『mastodon』。
“出てしまった”と書いたのは、正直ウンザリしてます…
一個にしませんか?
世界で一個のプラットフォームで、それを各自カスタマイズして使いましょうよ。
そんなに色々いりませんよ。
なんて言っていられない苦しい状況。
仕事柄、お客さんに聞かれるんですよ。
「インスタってどうなの?」
「ウチもFacebook始めた方がいいかな?」
そんな状況で「最近マストドンてのが出たんだよね?どうなの?」「知りません(笑)」って訳にはいかないのです。
とはゆーても、新しいものは好きでもあるんですよ。
うんざりしてるけど、興味がない訳ではないんですよ
ということで、アカウントを作ってみたいと思いますw
と、その前に“mastodonって何なの?”ってあたりをおさらい。
使い方はTwitterっぽい。
“ツイート”を「トゥート」っていうのと、タイムラインが3つあるくらいの違い。
タイムライン3つもあるの?と思うかもしれませんが、通常はホームを見ておけば大丈夫。
タイムラインについては後ほど説明します。
先に説明しておかなきゃならないやつがあるので。
インスタンスを理解しよう
アカウントを作る前に“インスタンスってなんじゃ〜〜〜”ってなるのでその説明です。
mastodonには「インスタンス」というものが存在する。
Twitterと比べるとわかりやすいので比較すると、
Twitterは1つの会社が運営しているSNS、mastodonは運営がいっぱいあるSNS。
その運営されている一つ一つのワールド的なものが「インスタンス」です。
こんな感じ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
新規ユーザーは、インスタンスを選択して、そこでアカウントを作成します。
そのインスタンスの管理者があなたにとっての管理人になります。
(公式の管理人はあくまで公式インスタンスの管理人。)
このように、管理人がたくさん存在するのがmastodonの世界です。
1社独占するのではなく、さらに広くオープンにしていきましょう、というコンセプトですね。
各インスタンスごとに運営者の色が出ているのもmastodonの特徴です。
日本のインスタンスの種類
- アニメを語るインスタンス
- ビジネスに特化したインスタンス
- 婚活インスタンス
- 特定のゲームのインスタンス
- 18禁系インスタンス
など、様々な傾向のインスタンスがありますので、自分に合ったインスタンスを選んでもいいと思います。
詳しくは、
こちら 日本 Mastodon インスタンス一覧 – Qiita や、
こちら Mastodon(マストドン)のインスタンス一覧 – coron.tech の方に詳しくまとめられています。
ここで、疑問になるのが、インスタンス同士のつながり。
学部が違うだけで、同じ大学構内にいるような状態
「Aというインスタンスでアカウント作っちゃったら、Bのユーザーをフォローできないのでは?」
なんて疑問が生まれますよね。
でも、大丈夫です。
インスタンスを隔てて、各ユーザーはフォロー可能で、それぞれのトゥートの閲覧もできます。
インスタンスは分かれていても、同じmastodonの世界にログインした状態です。
「同じ大学にいて、それぞれ学部は違うけど、友達」になれる、みたいなニュアンスで。
同じ構内なので、人づてに別学部の話も入ってきたり、サークルで新しい繋がりができたり、
mastodonの世界にスゴク似てると思う。
地球と国で例えても良かったんだけど、悲しいかな友達になれない場合もあるんで…
なので、そういった面ではどのインスタンスに所属してもいいんですが、一つだけ注意!
mastodon生活が快適かどうかは管理者次第!
インスタンスの運営は管理者次第です。自治区のようなもの。
なので、管理者が全く動かないと場が荒れたり、ユーザーが減ったりすることも考えられます。
また、それぞれのインスタンスでサーバーが違うので、その差が出ないとも限りません。
特に今後のアプデに際して、一定のサーバースペックを求められるなど、全く無視できる条件でもありません。
だから、“大きな会社がやっているところ”という訳でもありません。誠実な管理者さんが運営しているところを見極めましょう。難しいけど。
ちなみに、「インスタンを隔てて、フォローも閲覧も可能」と書きましたが、例外もあります。
例えば、Pawoo.netです。Pixivが運営しているのですが、多くの画像を扱う予定で、その際に各国の法律に抵触する画像が上がってしまう恐れがあるため、クローズドSNSのような扱いになっているそうです。日本はOKだけど、韓国でNGみたいなことに対処するため。
中には、ブラウザにキャッシュが残っているだけでもNGな厳しい国もあるようなので、このような施策をとったようです。
これもまた、管理者さんの裁量ですね。
インスタンスについての説明はこのようなところです。
非常にざっくりといきましたが要点は押さえてるかなと思います。
長くなってしまったので、今回はここまで。
次回につづきます。