【ネットトラブル】悪質振り込め詐欺サイトへの対処法

20160901scam

先日の記事の続きというか、詳細版です。

ネット詐欺の種類と対処法、またコレだけは覚えていて欲しい、

という内容をまとめました。

この項の内容

  1. 悪質サイトの概要(悪質サイトとは?)
  2. 悪質サイトの手法(実際にどのように罠にかかってしまうのか?)
  3. 悪質サイトへの対処法
  4. 対処法の例外(これだけはゼッタイに無視しちゃダメ!)
  5. 悪質サイトかどうかを調べる

 

1. 悪質サイトとは?悪質サイトの概要

「金銭を不当に請求してくるサイト」や、

「悪徳業者に個人情報などを流しているサイト」の事です。

①については、

「アダルトサイトの利用料を払ってください。」…ワンクリック詐欺など

「(買ってもいない商品の)料金を支払ってください。」…違法ショッピングサイト

②については、

電話番号やメールアドレスを入力させて、後々別の業者から、いろいろな請求がくるパターン。

2. 実際にどのように罠にかかってしまうのか?悪質サイトの手法

case.1 「入会手続きが完了しました。」「登録完了しました。」

いわゆる一般的な「ワンクリック詐欺」ですね。

こんなやつです↓↓↓↓↓↓↓

ワンクリック詐欺画面

解説すると、

A、「今ならお得!」という煽り文句

早く払わなきゃ!という焦りを生ませ、正確な判断力を奪います。

また、「支払うかどうか」から「いくら支払うか」に、論点のすり替えを行います。

B、時間制限(タイマー)

最近多い手法です。

狙いは、Aと同じです。

この機能は、詐欺ではない普通のショッピングサイトなどでも使われている方法です。

“この商品をこの金額で買えるのはあと11:23:43”という風に使われています。

C、“個人情報らしきもの”をチラつかせる

よくわからない番号や記号、または端末情報やIPアドレスを表示して、

「あなたのことをすでに特定できていますよ」を信じさせる手法です。

これを見ると「逃げられない」という錯覚を起こしてしまう場合があります。

 

ですが、実際にはこの情報だけで個人を特定することはできません。

例えば、IPアドレスから、個人を特定するには、裁判所に申し立てをして情報を開示させたり、

警察に犯罪行為を訴えて特定してもらうなどの特別な手続きが必要になります。

通常、IPアドレスから分かる範囲は、使用しているプロバイダ、最寄りのルータ(インターネット回線の変電所みたいなものと考えてください)までです。

例外:
会社や学校などで利用した場合、社名や学校名、組織名が特定されることがあります。しかし、その中の誰が使ったかまでは特定できません。

個体識別番号(コード)、端末情報なども同様です。どれも個人を特定できる情報ではありません。そもそも個体識別番号についてはデタラメでしょう。

D、「電話」「メール」をさせる

前述の通り、普通には個人情報を抜き取ることはできません。

ですので、本人にアクションさせて、それによって個人情報を奪うための手法です。

E、「法的措置」などの脅し文句

完全にただの脅しです。

法的に問題があるのは向こうなので、法的措置を取ろうにも動けないのが実際のところです。

内容についても、よく読んでみると、矛盾や誤りが多いのに気づくと思います。

 

この他にも様々な手法で、あなたを煽り、追い詰め、脅してきますが、

どれも、何の根拠もない、ただの文字や画像や写真に過ぎません。

目の前に立っているわけではないのです。

勇気をもって無視しましょう(笑)

3. こういった悪徳サイトへの対処法

(請求等を受ける前、こちらから連絡などのアクションを起こしていない場合)

無視する

一番の対処法は無視することです。

前述の通り、実際には何も相手はわかっていない状態です。

ブラウザを落とし、すべて忘れてしまいましょう。

 

また、請求が一方的にメール、手紙、電話できた場合、こちらも同じく無視しましょう。

こちらが取り合わなければ向こうも諦めます。

 

(違法ショッピングサイトなどで個人情報を入力してしまった場合、こちらから連絡してしまった場合)

誰かに相談しましょう

「生兵法は怪我の元」とも言います。

中途半端に対応すると、大抵は悪化します。

詳しい人に相談してからにしましょう。

実際の対処法としては、クレジットカード会社に連絡してください。

違法サイトにアクセスしてしまった旨を詳しく伝え、

カードの解約および違法サイトにて行った契約の破棄を依頼してください。

 

対応が早ければ、支払ったお金はが返還されることもあります。

(すでにお金を支払ってしまった場合)

警察へ連絡する

この項の内容とはズレますが、すでに支払ってしまった場合、

この問題の管轄は、「警察」および「消費生活センター」になります。

速やかに通報しましょう。

4. ただし、この場合だけはゼッタイに無視しちゃダメ!!

無視することが一番の対処法ですが、無視できない、無視しちゃいけない場合があります。

それは、裁判所から訴状が送られてきた場合です。

この場合だけは、きちんと出廷してください。

 

悪徳業者も無視されることに慣れてきて、“無視されてもお金を取れる方法”を考えました。

それが訴訟を起こすことです。

 

これを無視してしまうと、訴状に対して全面的に敗訴となってしまい、

例え内容が不当であっても従わなければならなくなります。

 

また、訴状を無視して敗訴してしまうと、その後控訴することもできなくなってしまいます。

ただし、偽物の訴状に騙されないように

この方法をさらに利用して、偽物の訴状を送りつけて、あなたからお金を略取しようとする悪徳業者もいます。

完全にイタチごっこになってます。

 

訴状が届いた場合は、それが本物かどうかを確認しましょう。

中身の確認の前に、何で届いたか?

訴状は、『特別送達』という、書留のような方法で届きます。ポストに入っていることはありません。簡易書留などの普通の書留でも届きません。

ましてや、メールでは絶対に届きません。最近は、このメールでの訴状送付が多いです。ご注意ください。

 

本当に提出されているか?

裁判所に問い合わせてみましょう。その際に、手紙に記載されている連絡先は偽情報の場合もあるので、自分で調べて連絡してください。

 

内容におかしいところはないか?

上記2点を確認すれば、本物かどうかはほぼ確定なんですが、気になる方は内容も確認してみましょう。

偽の訴状にありがちなものが、

  • 差出人が「法律事務所」
  • 連絡先が「法律事務所」

訴状は裁判所から送られるものです。

  • こちらの住所、電話番号、氏名の記載がない、または間違っている
  • 出頭日の記載がない
  • 記載の弁護士が弁護士会に登録されていない

 

以上のことを確認して、本物かどうかを判断してください。

本物だった場合は、裁判を受けるしかありません。

その場合は、せっかくなんで、裁判官に詐欺行為について相談して、警察官立ち合いの元、悪徳業者の到着をお待ちしましょう(笑)

訴状については民事ですが、詐欺行為は刑事事件ですから。

 

ちなみに文書の通達のみで答弁を行うこともできますので、

どうしても出廷できない場合などは、その旨裁判官に相談してください。

 

5. 悪徳サイト、違法サイトかどうかを知るには

全てではありませんが、消費者庁が海外の違法サイトの一覧を掲載しています。

知っておこう!インターネットをめぐる消費者トラブル(消費者庁)※外部サイト

自分がアクセスしてしまったサイトがここに記載されているか確認してみるのも方法のひとつです。

 

また、直接、消費生活センターへ問い合わせても返答してくれると思います。

お近くの消費生活センターは下記のURLからお探しください。

全国の消費生活センター等(国民生活センター)※外部サイト

 

以上の点を踏まえ、悪質サイトにご注意ください。

私も相談を受けて、実際に対応したことがありますので、次の機会にその時のことを書きます。